ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス

ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス

『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』(略称：PV)は、アトラスが2014年にリリースしたニンテンドー3DS専用のRPGです。この作品は、人気のペルソナシリーズの3と4からキャラクターたちが集まり、不思議な迷宮を冒険するクロスオーバー形式が特徴的です。ゲームは可愛らしいデフォルメキャラクターたちによって描かれていますが、システムはアトラスの別タイトル「世界樹の迷宮シリーズ」に影響を受けています。

ゲームの概要

プレイヤーは、ペルソナ3とペルソナ4のキャラクターたちを操り、迷宮のマッピングを行いながら戦闘を進めていきます。特に、マッピング機能は本作において重要な要素で、タッチパネルを利用して自分自身のマップを作成できます。位置情報を確認しながら、探索していくスタイルで、大きな魅力を持っています。さらに、ペルソナの育成や合体の要素も含まれています。

ストーリー

ストーリーは二つのサイドに分かれ、それぞれの主人公が異なる視点で冒険を進めます。ペルソナ3側の主人公はエリザベスとともにベルベットルームに招かれ、不思議な鐘の音とともに異世界に飛ばされます。一方、ペルソナ4側では、主人公が「特別捜査隊」として文化祭を楽しむ中、同様に新たな鐘の音に引き戻され、思いもよらぬ事件に巻き込まれることになります。彼らはやがて合流し、さらなる試練を乗り越えながら迷宮の最深部へと向かいます。

ゲームシステム

マッピング機能

プレイヤーは迷宮を歩くたびに、タッチパネルを使ってマップを自作することが求められます。また、一部の機能は改善されており、自動マッピング機能が充実しています。このシステムは、プレイヤーがスムーズにストーリーを進められるように設計されています。

戦闘システム

戦闘は最大5人のキャラクターで構成され、前衛と後衛に分かれます。また、ペルソナの特性を活かした攻撃が可能で、敵の弱点をついた攻撃によって、敵の行動を無効化することもできます。特に、BOOST状態になることで次のターンでの戦闘効率が向上するなど、戦術的な要素が多く盛り込まれています。

登場キャラクター

本作にはペルソナ3とペルソナ4から多くのキャラクターが登場します。ペルソナ3側の主人公はオルフェウスを主要ペルソナとして持ち、ゆかりや順平、明彦などとともに物語を進めます。また、ペルソナ4側では、鳴上悠や花村陽介、里中千枝などが活躍します。

結論

『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』は、豊富なキャラクターと独特なシステムで、多くのファンから愛されている作品です。異世界での冒険を楽しみながら、魅力的なストーリー展開と戦闘を体験できるこのゲームは、ペルソナシリーズのファンはもちろん、新たに興味を持つプレイヤーにもお勧めのタイトルです。

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